保険薬局の薬剤師であることが全てじゃない・・よね?

こんにちは。
岡山の薬剤師、高場です。

転職2週間目が終わりました。

やってることは普通の保険薬局薬剤師の仕事でどこも似たようなもの・・なんだけど、新しいところでやるのは色々と疲れちゃいます。

肉体的にも精神的にもね。

色々アタマに浮かんだことをツイートしてたんで、それをまとめて終わります。

今まで複数回転職して、色んなところで色んな経験をしてきました。

思い返せば、楽しいこともツラいこともそれなりにありました。

ツラいことに初めて当たった時は対処の方法が分からずに壊れかけた経験もありましたが、今ではその辺りもスルーできるようになったと思います。

ツラいものに巻き込まれて精神的に病むと、ロクなことがないんですよね。

テキトーに付き合い、テキトーに流す・・これが分かるまでは苦労してました。

幸い今の職場ではまだそう言ったことはありませんが、あったとしても何とかなるかなあと思ってます。

多分誰かのツイートを読んでの感想。

保険薬局の薬剤師ではありますが、「医療関係者は儲けちゃいけない」と言った神話的な考え方にはちょっと違和感があります。

「儲け第一主義」はどうかと思いますが、自分のやりたいことを貫こうとするならそれなりに利益を確保しておくのは必須なわけで。

でも、だからといってそのために薬剤師、薬剤師・・と薬剤師の仕事だけを突き詰めようと走るのも正直違和感があります。

利益を確保するための手段が「薬剤師の仕事」オンリーじゃなくてもいいんじゃないかと思う派なんですよねえ。

「処方箋がなくてもお気軽にいらしてください」

薬局でよく聴くフレーズですが、ほとんどは健康相談に応じますよってもの。

すばらしい姿勢ですよね。こう言うのはどんどんやってしかるべきと思います。

でも、ちょっと気になるのはほとんどのお店がそれを無料でやってるってこと。

「とても大変な状態の人の相談を2時間受けてた」

「店頭で涙ながらに1時間話されて、最後は笑って帰っていただけた」

薬剤師の集まる懇親会とかに出ると、こんな話をよく耳にします。

困ってる人やツラそうな人に親身になって対応して、よろこんでもらえる・・。

とてもすばらしいことですが、そんな話を聴くたびに「それ、これからもずっと続けられるの?」って思っちゃうのです。

きっと今は、そんな対応をするにしても空いた時間に1人や2人・・しかも毎日ではなくて月に数回程度だから、できているんじゃないでしょうか。

でも、そんな人が今の数倍とか10倍来るようになったら・・?

それでも「無料」を貫き通すのか・・?

お金もさることながら、もっと気をつけるべきなのは「時間」。

相談の中でも健康相談はとりわけ時間がかかるもの。

真剣に対応するなら、なおさらです。

人数に比例して必要な時間が増えるにもかかわらず、入ってくる収入はゼロ・・。

そんな状況になるのが分かりきってるのに、いつまでも「無料でどうぞ」と言い続ける精神力は、ボクにはないかも・・(汗)。

「相談無料」前提の思考・習慣を考えていかないといけないですね。

「保険薬局の薬剤師100パーセント」ではいたくなくなってる・・20年近く薬剤師をやってきてたどり着いたのはそんな心境。

ただ、だからと言って何をどうしらいいのかって感じですね〜。

転職2週間目を終えてふと考えたのはそんなこと。

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