「プレゼンって難しい」「人前でしゃべるのがニガテ」
こんなセリフを耳にすることがあります。
ボクたち薬剤師も学会や研修会などで発表する機会がありますが、新人がその役割を命じられた時によく聞いたりしますね。
新人だけでなくある程度の中堅でも同じだったりします。
普段は患者さん相手にしゃべるのが生業ですから慣れてそうですが、やはり大勢の人たちの前で・・となると勝手が異なるんでしょうね。
もちろんボクも新人の頃は激しく緊張するタイプでした。
前日は眠れなかったり発表中も手汗書きまくったりレーザーポインタで指すところがブレまくったり・・悲惨なものでした(笑)。
でも今では自ら定期的に「バイタルサイン講習会」を開催したり、色んなところから依頼される講演会を複数こなしたりすることができています。
なぜそんな風に変われたのか・・?
その理由は・・たった1つのことなんです。
それを今日の藤村先生のツイートを読んで思い出しました。
何度も練習することでブラッシュアップしていく。
たった1つの理由・・それはまさにこれ。
「場数を踏む」と言うことです。
実際の現場での数を経験する・・のもいいですが、それはやはりオーディエンスに失礼です。
となると、やれることは自分でひたすら練習する・・その意味で「場数を踏む」と言うことですね。
何ごとも練習は大事。
プロスポーツ選手は膨大な練習を積み重ねることですばらしいパフォーマンスを発揮しています。
逆に言えばプロだって練習なしには大したことはできないと言うこと。
ボクたちは必ずしもプロとしてプレゼンする訳ではありませんが、やはり何かを成し遂げるにはある程度の練習は避けられません。
「プレゼンが難しい」「人前でしゃべるのがニガテ」と思ってる人たちは、この練習量が圧倒的に足りていないせいで自分の話し方に自信が持てていないことが理由のような気がします。
もちろんプレゼンの大切な要素には「題材の選択」「ストーリーの組み立て」「適切なツールの選択」などと言ったこともあり、それらもちゃんとやらないといけません。
でも自分に自信が持てていなければ、それらをちゃんと伝えることも難しいんですよね。
だから、しっかり練習することが大切。
付け加えるなら、プレゼン自体を「楽しむ」と言うことでしょうか。
自分の言いたいことが伝わる・・これってとっても楽しいことですよね。
これはコミュニケーションの根本とも言えるもの。
人間は自分が楽しみなことであれば、練習も苦になりません。
練習を繰り返すことでプレゼンの内容が自分の血肉になっていく・・そうすると自分が進化していることに気づけます。
自分がそうなれたところを想像したら、ワクワクしませんか?
と言うことで、ボクが考えるプレゼン上達のコツの1つは・・
とにかく、ひたすら練習しなはれ!
ってことです。身もフタもない根性論でスイマセン・・。
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