ボーッとTwitterを眺めていたら、山口県在住のさかえるさんのツイートに眼が止まりました。
さかえるさんは6年半勤めた日本政策投資銀行を2018年に退職し、山口県の島に移住された方。
ボクも山口県にゆかりがある者としてさかえるさんをフォローしていますが、いつも有用な情報を流してくださってます。
そんなさかえるさんが「空き家所有者が今すぐやっておきたい3ステップ」と言うテーマで寄稿されたようです。
空き家問題・・最近色々なところで話題になってますが、よく考えればボクもそこまで無関係と言うわけではありませんでした。
美咲町と言うところにある祖父母の家がまさに「空き家」。
祖父母が亡くなってから、うちの母もおじさんも自然に足が遠のいてしまい・・と言う流れ。
母は最初の頃はお墓の手入れや家財道具の片付けなどに行っていたようですが、やはり会うべき人がいないとだんだん行けなくなるのは仕方ないとは思いますけどね・・。
おじさんは千葉県在住なので、確かにちょくちょくこちらに戻ってくると言うわけにもいかず・・これも仕方ないかもですね。
ただ、やっぱり色々問題は出てくるもので。
空き家を所有していると
維持費と毎年の固定資産税
引き継ぎ時の贈与税や相続税
年間の水道光熱費
など、かかる費用が相当な額になります。
まずはこう言うお金の話が出てきますね。
意外と馬鹿にならないのが「草刈り」にかかるコスト。
そう。草刈り・・これはホントに大変だったりします。
祖父母の家は美咲町の田舎にあって、山はあるわ川はあるわで草の伸びるスピードは尋常じゃありません。
ホントに「森か!」って感じになるんですよ。
しかも、よせばいいのにご丁寧に家庭菜園つき・・夏が来るのがどれだけ怖いことか(汗)。
家は「究極の粗大ゴミ」になり得る
怖いな〜と思うのはこれですね。
家は放置すればどんどん朽ちていきますから、やがては「粗大ゴミ」化していくのは想像に難くありません。
空き家の解体に数百万円かかるケースも稀ではありません。
家が朽ちた時にただの粗大ゴミ化じゃすまなくなるのが、「解体」と言う問題がついて回ること。
田舎の場合、土地が安いからなのかムダにデカい家を建ててたりすることが多いんですよね・・。
祖父母の家ももれなくそんな感じだったりします(汗)。
一番多いのが「すぐ使えるものの家財一式がまだ残っていて貸せない家」です。
100軒空き家があれば、半数の50軒以上がこの状態と言っても過言ではありません。
この状態の家は5年〜10年すると痛んでしまいます。
うわ〜・・祖父母の家はまさにこれかも。
記事によれば、これに関しては「DIY型賃貸借」「現状渡し」「柔軟な賃貸契約」と言ったキーワードで、誰かに借りてもらいやすい環境を作るのがよさそうですね。
当面祖父母の家をどうにかしないといけないのはうちの母とおじさんですが、動けるうちに早めに動いてもらった方がよさそうです。
記事の中の「3つのステップ」を印刷して渡そうかな・・。
<STEP1>まず行政を含めた相談先を見つける
<STEP2>出来る内に少しずつ片付ける
<STEP3>空き家の売却・譲渡を検討して解体を回避
思い出の家を「負動産」にしないために、2020年のうちにあれこれ片付けておきたいですね。
しかし、こう言う問題はこれからもっともっと表面化していくんでしょうねえ・・皆さんは大丈夫ですか?
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